1947-09-18 第1回国会 衆議院 司法委員会 第33号
あるいはまた自分で働いて財産を得たという場合を意味するわけでありまして、妻が内助の功によつて勞力を提供した結果、ある財産を具體的に得たということでなければやはりここに含んでこない。いわゆる消費勞力を出すことによつて、それに對して何らか具體的な財産を得た場合に、いわゆる特有財産と考えておるわけであります。
あるいはまた自分で働いて財産を得たという場合を意味するわけでありまして、妻が内助の功によつて勞力を提供した結果、ある財産を具體的に得たということでなければやはりここに含んでこない。いわゆる消費勞力を出すことによつて、それに對して何らか具體的な財産を得た場合に、いわゆる特有財産と考えておるわけであります。
○石坂豊一君 大體今の御解明によつて勞力は地元支辨で賄いがつくという御意見でありますが、そうであれば結構ですが私心配しますのは、とにかく早急に仕事をしなければならぬ關係上幾分か足踏みをしているようなことが工事を阻害する。
勿論私は一部に唱えられておりますように、いわゆる農業恐慌なるものが直ちに農村に襲來いたしまして、昭和の初年にありましたような状態が再び起るであろうというような見解については、違つた見解を持つておるのでございますが、併しながら農業が國土の資源を最高度に使つて國民扶養力を増大しますと共に、優れた外國農業との競爭關係におきましても、強く伸びて行きますためにも、全般に亙つて勞力をしなければならないと思うのであります